VRCでは目的に合わせた、4つのプログラムを施すことができます。
1、ボディメイク(筋肥大・脂肪燃焼)
2、ケア(血行促進によるアンチエイジング、冷え、痛み、むくみなどの不定愁訴の改善)」
3、筋出力アップ(筋肉の出力を上げて、競技力向上、リハビリテーション)
4、速筋トレーニング(筋肉の部分的酸素制限による、軽負荷での速筋繊維トレーニング)
以上の4つがあります。
例えば
1、ボディメイクではパーソナルトレーニングを中心とした、ダイエット、プロポーションの改善、メタボ解消や体力づくりなど
2、ケアでは、身体の血行を促進させることで、接骨院、鍼灸院での治療補助や、
アンチエイジング、冷え、むくみ、肩こり、腰痛の解消に
3、筋出力アップでは、筋肉の瞬間的な出力を高めて、ゴルフの飛距離向上、
格闘技の打撃力強化などの競技力の向上、リハビリの現場での回復力のアップなど
4、速筋トレーニングでは、1分程度のトレーニングで、鍛えづらい速筋を軽負荷、
短時間で刺激して筋力と代謝を上げて、時短トレーニングとして使用できます。
これらに共通することは、全て血管と血流にアプローチをするということです。
このアプローチは専門的な知識や技術が必要で、1~4のプログラムでは、それぞれ加える圧力、血流制限の程度が違います。
どのプログラムでも正確に行わないと、大した効果は見られず、
受けている側も『何をしているんだろう?』という実感になってしまいます。
逆に強すぎる圧でやれば、『痛い!!』と思ったり、場合によっては身体にダメージを与えてしまいます。
一つのプログラムだけでも、技術的に習得するのは時間も労力もかかりますが、VRCではこれを1日の研修で行います。
1日で本当に大丈夫?と、思うかもしれませんが、それを可能にしているのが、
【VRCが安全で効果が高い理由】痛みが少なく効果を高めるカフ(帯)の血流制限
と
【VRCが安全で効果が高い理由】血流制限トレーニングで最適な圧を簡単に設定する
の二つにより可能にしています。
技術的に覚えなければいけないところを、装置で間違いなく判断し、
安全と効果を高める設計になっているところが、キーポイントです。
VRCとは 《vein return constriction(静脈還流制限)》の略で、『静脈を制限して行うトレーニング』の意味です。
ですが、それ以外に血管にアプローチをして、ケアをしたり、筋肉のパフォーマンスアップを目的としたプログラムがあったりと、筋力アップ、脂肪燃焼といった通常のトレーニングでの目的以外に効果のあるプログラムを含めて全部で4種類プログラムが1台の装置でできます。
これには、VRC開発者がこれからは高齢化社会となるため、きついトレーニングだけでなく、疲労回復や痛みの解消など『気持ちよく身体をケアする』プログラムが必要だと考えたためです。
また、中には血流制限トレーニングが苦手な方もお客様にはいらっしゃいます。
血流制限トレーニングは重い重さを使ったり、激しいトレーニングをしなくても効果を出すことができますが、血が貯まってパンパンになる独特の感覚があり、中にはそれが苦手な方もいます。
VRCではそういう方でも、出来るプログラムを入れて、広く様々な方に喜んでもらえるにしています。
今日はVRCで出来る4種類のプログラムをご紹介します。
VRCのプログラム
≪VRCトレーニング(静脈血流制限トレーニング)≫
目的:ダイエット ボディメイク 筋肥大 筋力アップ リハビリテーション 血管柔軟性や心肺機能などの向上
最も基本的なトレーニングプログラム
腕、脚の静脈をカフ(帯)で制限した状態でトレーニングをして、ダイエットや筋力アップ、リハビリなど目的に行う。成長ホルモンが大量に分泌され、速筋繊維が刺激されやすくなるため、軽い負荷でも強度の高いトレーニングをした時と同じような効果がある。脂肪燃焼、筋力アップ、美肌、血行促進などに高い効果がある。
≪駆血(プレコンディショニング)≫
目的:血行不良 冷え むくみ 筋肉のコリ ハリの改善 痛みの緩和 滋養強壮 疲労回復などケアを中心としたプログラム
血行を促進させて、冷え、むくみ、筋肉の痛みやハリ、こわばりなどを改善するケアプログラム。血流の一時的な制限と解放を繰り返して、身体の血流を強める反応を使って、全身の血行を促進させ、自己回復能力の向上や代謝アップに効果的。解放時に『ジワッ』と熱く感じるほど、血行が促進される。血行不良が原因となる身体の不調の改善に効果がある。
また、筋肉の血流が良くなるため、身体が動きやすくなり、ウォーミングアップとしても使用できる。
≪貯血≫
目的:身体能力向上 トレーニングのパフォーマンスアップ リハビリテーション
身体能力のパフォーマンスアップを目的としたトレーニング。
通常の血流制限トレーニングとは違い、腕、脚に血液を貯めて(貯血)した状態で、カフを外してトレーニングをする。筋出力が上がり、アスリートのパフォーマンスアップやリハビリなどに使用する。血流制限が苦手な人でも受けられるトレーニング。
≪PPCT(酸素制限速筋トレーニング)≫
目的:ダイエット 筋力アップ アスリートのパフォーマンスアップ リハビリテーション
速筋繊維を軽い負荷でトレーニングするプログラム。1~2分程度のトレーニングで筋力アップ、代謝アップ、脂肪燃焼を行う。
通常、高強度のトレーニングでしか刺激できない速筋繊維を筋肉を部分的に低酸素状態にして、速筋が軽い負荷でトレーニングできるプログラム
この4種類のプログラムをVRCトレーナーは色々な目的で使っています。
例 所要時間 15~60分
駆血 ⇒ VRCトレーニング = ウォーミングアップ⇒トレーニング
VRCトレーニング ⇒ 駆血 = トレーニング ⇒ クールダウン、疲労回復
PPCT ⇒ 駆血 = トレーニング ⇒ クールダウン
駆血 ⇒ ペアストレッチ = ケア、リラクゼーション
駆血のみ = 血行改善によるケア、疲労回復、アンチエイジング
トレーニングだけだとお客様も気合を入れて来なければいけない点もありますが、
そこにケアやリラクゼーションのプログラムを入れることで、トレーニング後のご褒美をつくったり、
気持ちいいを最後に残すことで、また来たくなる仕組みを作れます。。
また、トレーナーの方だとお客様が『痛みが無くなった!!』とか、
治療家さんですと『身体が変わってきた!!』というような、今まであまり無かった喜びの声を聞くことは、すごく嬉しいものです。
そういった両面的にできることは、身体に関わる仕事していると、何よりもモチベーションを上げることができます。